離れ家と母屋
嫁ぎ先はアパートとは違い、むかしながらの風景をたもっていた。
同じ土地に、母屋と離れの建物があり、むかしっから、年老いた夫婦らは、母屋から離れに住み、
若い同居夫婦に母屋をゆだねるシステムになっていた。
ところが!この姑は未亡人になって、変人だわ寂しがりやだわで、まったく離れに住もうとせず、
新婚のうちらと同じ2階に自分の部屋と次男の部屋をつくるしまつです。
うちの両親たちは「信じられない非常識」といってました。まあ、新婚の部屋と同じ階だしね。
なにより、次男は男なのに、よく嫁のそばに住まわせる!ってことで憤慨していたようす。
そんな最初っから変な人だったので、余計にうまくyくはずはないわな。
そのうち、姑の異常なおせっかいに次男が嫌気さして、離れに移り住んだのです。
といっても同じ土地なんだから、すぐにちょっかいだされてお気の毒だったけどね。